2018年06月12日

またしても石窯の改造

元に戻してみよう

 昨年の秋に石窯の保温を良くするため断熱レンガを石窯の周囲に積む大改修工事をしました。その結果、同じ量のパンを焼くのに必要な薪の量は半分となりました。以前は石窯を最初に暖めた後も、下の加熱炉でずっと薪を焚いて窯の温度を維持していました。しかし、断熱レンガを積んでからは、石窯の保温状態が良くなり温度低下はかなり緩やかになりました。しかし、ハード系のパンを6窯焼くと数時間かかりますが、改修を終えた石窯でもハード系のパンを焼く温度(270度〜230度)を数時間も維持するのは不可能でした。そのため、色々と試行錯誤を重ね石窯の焼き床の6a余り上に更に簡単な焼き床を作り、その下で熾きや炭を燃やして何とか温度を維持してパンを焼いてきましたが、基本的には温度が低く4窯目から6窯目までのパンは満足のいく焼き加減とはなっていませんでした。今後どうするか色々と考えた結果、基本的に3つの改善を加えることに決めました。一つ目は窯のドーム部の外側から放熱が目立つのでその部分に断熱材を盛ること、二つ目は水蒸気をスチームクリーナーで発生させること、三つ目は加熱炉で熾きと炭で加熱することです。



断熱材は灰にしよう

 ドーム部の外側に盛る断熱材は最初はライトキャスターを使う予定でした。そのことをブログに書いたところ、ブログ仲間のKさんから灰を積む提案が有りました。石窯を焚くたびに大量の灰が出ます。畑に入れるのも限度がありますので、最近は市のゴミに出しています。この灰を使えたら正に一石二鳥です。それからは灰を貯めていますがまだまだ貯めなければなりません。灰を盛る場合の方法ですが、耐火性の袋があればそれに詰めて積むのが一番と思いますが、ネットで調べても適当なものが見つかりません。もう一つはドーム部に木枠を作ってその中に灰を詰め込んでいく方法です。ログは風が良く当たりますので、その風で灰が飛ばない様にしなくてはなりません。そのためにはどちらが良いのか思案中です。



スチームクリーナーで蒸気を

 ハード系のパンを焼くときは生地を窯に入れた直後に十分な量の蒸気を入れなければなりません。蒸気の入れ方についてはこの8年間色々な方法を試してきました。その結果、最近では窯の中に小石を入れた細長い器を石窯内の両側に置き、熱湯を小石に掛けて蒸気を発生させています。大まかに計算すると100度のお湯1ccを蒸気にするのに約540iの気化熱が必要です、1回のパン焼きで焼く400ccのお湯を蒸気にしますので、100度のお湯を小石に掛けたとしても540X100=54000iの熱量が蒸気を作るのに必要です。これは1gの水を54度に上げるのに必要な熱量ですので、結構多量の熱が窯から奪われます。蒸気を外部から供給してやれば、窯の熱が奪われることはありません。蒸気を供給する専用の器具はとても高価で手が出ません。現実に使えそうなのはスチームクリーナーです。最近、昔長男から貰ったスチームクリーナーを試しに使ってみましたがクープは部分的にしか開きませんでした。このスチームクリーナーはハンディタイプで簡単の物ですので、蒸気の温度も低いし吐出蒸気量も少なめです。本格的なスチームクリーナーであればどうなのかこの数か月色々と調べてきましたが、最上級のスチームクリーナーであれば使えるのではないかと思っています。駄目元でスチームクリーナーの購入を決心しました。


そして石窯の改造です

 最初に石窯を作った時、焼き床は厚さ6aの物をアサヒキャスターを使って作りましたが、実際に使ってみた所、温度低下が激しいので、4年後ぐらいに、加熱炉で薪を焚いて出来た高温の燃焼ガスを直接石窯内に入れる目的で焼き床に穴を2ヶ所開けました。その結果、石窯が良く加熱できるようになりました。昨年の秋に石窯の大改修工事をした時に焼き床の蓄熱量を増やす為、焼き床の上に更にアサヒキャスターを厚さ5aほど盛りました。この時に、開口部をどうするか悩みました。埋めてしまうのか、それとも開口部を残しておくのか。最終的には、後で、開口部が欲しい時に簡単に開口部が作れるような構造としました。また、焼き床の下には焼き床の熱が逃げないように断熱レンガを2段積んでおきました。今回は、再度開口部を開けると共に断熱レンガを2段積んだ上に耐火レンガを1段積みその上に高さ10a余りのスペースを作って、燠と炭の燃焼させたものを入れた鉄板トレーが差し込めるようにしました。

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 昨年の石窯大改修の時、焼き床を5a厚くしましたが、開口部を残す為開口部用の木枠を作ってアサヒキャスターを流しました


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 両側に開口部を残した状態でアサヒキャスターを流し込みました


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 取り敢えず開口部を塞ぐため開口部に砂を流し込んで厚さ2a程度のアサヒキャスターを流し込みました、焼き床にくっつかないよう境目に紙を挟みました


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 昨年の秋に5a厚くなった焼き床が完成しました、開口部は埋められています


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 今日、再度、焼き床の開口部に埋められていたアサヒキャスターを取り除きました


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 昨年の秋に、焼き床の熱を逃げない様、焼き床の下に断熱レンガを2段積みました


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 今回、断熱レンガの位置を15a余り下げて、その上に耐火レンガを積み重ね、その上に高さ10a余りの空間を作りました、奥の方に良く燃えた熾火と炭を載せる鉄板のトレーが見えます


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 焼き床の下に在った断熱レンガは15a余り下がったところに積まれました、加熱炉では昔のように薪を燃やすことはせず、燠と炭を燃やします
posted by モグじー at 22:50| 徳島 ☁| Comment(2) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月22日

石窯の戸を改造

燠が燃えにくい

 モグジーが石窯でパンを焼くにあたって最も悩んでいるのが、温度低下のことです。昨年まではバゲットは3窯程度しか焼かないので、250度前後の温度が2時間余り維持できれば良いと考えていましたが、今年に入ってバゲットの生地作りを手捏ねでしっかりと捏ねた所、今までとは、全く違った美味しさのバゲットが焼けるようになりました。すると、バゲットの注文が多くなり、最低で4窯は焼かなくてはならなくなりました、更に、リュウスティックも好評ですので2窯程度焼く必要があります。今までリュスティックはバゲットと同じ生地を使ってバゲットの後に窯に入れていましたが、かなり温度が下がっているため、味は良いのですが生地の膨らみ加減はもう一つでした。リュスティックも250度程度の温度で焼けばさらに美味しくなると思います。と言うことは、250度前後の窯の温度を4時間程度維持しなければなりません。これはとても難しいことです。
 前回もバゲットを4窯とリュスティックを2窯焼きましたが、温度低下を防ぐためパンを載せる鉄板の下に良く燃えている熾きを入れて加熱しました。熾きは入れた時はまっ赤に燃えていますが、新鮮な空気が入らない為すぐに火力が落ちてしまいます。そこで、空気を熾きの所まで入れるため色々とやってみましたが、上手くいきませんでした。どうすれば、熾きに新鮮な空気を供給できるか色々と考えてみました。これまでは、窯の戸が邪魔になって新鮮な空気を供給できませんので、戸の構造を変えることにしたのです
 戸のイメージが出来てきましたので、今日は朝から新しい戸の製作を始めました。戸の部分から熱が逃げるのを少しでも少なくするため、戸の内側に断熱レンガを貼り付けることにし、先ずは、段ボール紙で型を取りました。何度も入口にはめ込んで寸法を調整し、寸法が決まったら厚い板で寸法通りの戸をカットしました。戸は熾きが燃える空間に通じる部分は切り取っています。次に、板の上に断熱レンガを並べてレンガの張り方を考えました。3枚の断熱レンガを使って何とか板を覆うことが出来るようになりましたので、鉄板と木ねじを使って断熱レンガを板に固定しました。戸が出来ると実際に入口にはめ込んでみましたが、出来るだけ隙間を少なくしようと、ギリギリの寸法で戸を作った為、いざ、入れようとすると戸が入口に引っかかってスムーズに入りません。何度も戸を削って調整しやっとスムーズに入るようになりました。
 難しいのは、これからです。戸の部分から蒸気は発生用のパイプを通す溝を作らねばなりません。この作業も少しずつ断熱レンガや板を削って進めていくため、完成までに長い時間が掛かりました。夕方になってやっとパイプを設置した状態で戸を閉めることが出来るようになりました。次回のパン焼きはこの戸を使ってパンを焼いてみようと思います。

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 完成した石窯の窯の入口にはめ込む戸です、厚い板に断熱レンガを貼り付けています


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 蒸気発生用のパイプを通過させるための溝を彫るのに時間が掛かりました


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 完成した戸を窯の入口にはめ込みました、戸の下部に付いている開口部が新鮮な空気を取りれるためのものです、パイプも溝に差し込んでいます


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 戸を開けると窯の中はこの様な状態です、中央の一段低くなったところで熾きを燃やします、その上にパンの乗せる鉄板が載ります


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 新しく作った戸は窯の入口のすぐ横に置けるようにしました
posted by モグじー at 20:29| 徳島 | Comment(0) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

細部の調整

太い網鉄筋を!

 今週は全国的に厳しい寒波が襲来しており、日本海側は雪が降り続いている様子です。鳴門も冷え込んでいますが、幸いにもまだ氷点下の気温にはなっていません。今日はテニスが有る日です、着替えて身体を動かまでは寒さが堪えていましたが、練習が始まり身体を動かし始めると、徐々に体が温もり寒さを忘れて楽しい2時間を過ごしました。

 年末には3回パン焼きをする予定ですので、テニスから帰ると、今日はパン焼きの最終的な細部の調整をしました。これまで、色々と改修後の石窯で試運転を重ねて来ましたが、やっと目途が立ってきました。今後は基本的には石窯の中に熾き火を置いて焼く方式を採用しようと思っていますので、その方式で焼く場合に必要な道具類の調整をしました。

 先日、熾き火の上に設置する鉄板にアサヒキャスターを厚さ3a程度に盛りましたが、ひび割れもなくしっかりと出来ています。前回のパン焼きでは、その鉄板の下に格子として直径5_の網鉄筋をカットして置いていましたが、直径5_の網鉄筋ではすぐに曲がりそうですので先日ホームセンターに行って少し太めの物を探しました。店には直径6_の網鉄筋しかありませんでしたので取り敢えず購入し、今日、カッターで必要な寸法にカットして耐火煉瓦の上に設置しました

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 耐火レンガと耐火レンガの間に直径6_の網鉄筋を幅30aにカットしたものを置きました。網鉄筋の両側に在るのが蒸気を発生させるための小石の入ったトレーです。


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 網鉄筋の上に鉄板トレーの上に厚さ3aのアサヒキャスターを盛った焼き床を置きました。小石の入ったトレーと網鉄筋と焼き床は、最初に石窯を暖めるため3時間薪を焚き、更に1時間熾き火だけで加熱した後、熾き火を取り出し、窯を冷やし始める段階で設置します。



スリップベルトの修正

  その網鉄筋の上にアサヒキャスターを盛った鉄板を置き、その上にパン生地を直接置きますが、パン生地を入れるためのスリップベルトの調整をしました。生地を載せたスリップベルトを焼き床に入れて奥まで押し込むとき、結構スリップベルトが重いので、車輪を取り付けています。この車輪の幅が鉄板の幅と同じぐらいですので、油断をすると脱輪しそうです。そこで、車輪の幅を縮める作業をしました。モグジーは色々な物を全て木ねじで組み立てていますので、修正ヶ所の木ねじを外して、問題なく車輪の幅を狭くすることができました。

 又、スリップベルトに使っているキャンバス生地が使っているうちに、少しずつ伸びてスムーズに生地を送れなくなっていましたので、生地をしっかりと張り直す作業もしました。生地を張り直すとスリップベルトがスムーズに動くようになりました。先日、蒸気を発生するためのパイプ類の調整も済ませておりますので、これで次回はかなりスムーズにパン焼きが出来そうです。勿論、実際にパン焼きをすると、どんなトラブルが起こるやら、予測は全くできませんが、とにかく経験を積むしかなさそうです。

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 パン生地を焼き床に置くためのスリップベルトです。色々と考えてやっと数年前に自作しましたが、大活躍中です


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 先端の両側に鉄製の車輪が1つずつ付いています、この両側の車輪同士の間隔が少し長すぎるので狭くすることにしました


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 車輪を約1a内側に寄せました、これで車輪が焼き床から脱輪する可能性は大いに減りました


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 緩くなっていたキャンバス生地もしっかりと張り直し釘で止めました


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 こんな感じでスリップベルトを奥まで入れて手前の取っ手を引くと、生地が全て焼き床の上に落ちます
posted by モグじー at 19:04| 徳島 ☀| Comment(2) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

煙突の取り合い部補修

耐火モルタルがひび割れ

 先日10日に石窯の屋根と煙突の取り合いの隙間に設置したステンレス板の上に耐火モルタルを盛りました。耐火モルタルは雨に弱いため、その上からアサニキャスターを盛ろうと思って、耐火モルタルの状態を見た所、ひどいヒビ割れで悲惨な状態になっていました。矢張りモルタルだけだとヒビ割れが生じやすいのかも知れません。そこで、耐火モルタルの上からアサヒキャスターを分厚く塗りました。この状態で経過観察をしようと思います。更にヒビ割れが生じた場合、今度は多分ヒビ割れも僅かと思いますので、ヒビ割れの部分にアサヒキャスターを充填すればそのうちに何とかなるのではないかと思います。

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 10日に耐火モルタルをステンレス板の上から盛ったところこの様にひどいヒビ割れ状態となっていました


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 耐火モルタルの上にアサヒキャスターを厚く塗り重ねました、アサヒキャスターには骨材が入っていますのでそれほど大きなヒビ割れは起きないと思うのですが…
posted by モグじー at 21:55| 徳島 ☁| Comment(0) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

石窯屋根の防水

石窯が傷まないように

 石窯の周囲に断熱レンガを積みましたが、断熱レンガに雨が当るのは良くないとのことですので、屋根を増設しました。先日屋根材のコロニアルを貼りましたが、屋根同士の繋ぎ目と煙突と屋根の取り合いの部分の防水工事がまだ済んでいません。、屋根同士の繋ぎ目には屋根用のシーリング剤を購入しましたが、煙突と屋根の取り合いは高温に耐えられる車のマフラー修理粘土を使おうと思っていましたが、ホームセンターで適当なものが無かったため、310度まで耐えられるアルミテープを購入しました。しかし、煙突には直接高温の排気ガスが流れ込むため310度を超える可能性もあ有ります。そこで、耐火モルタルを使うことにし、今日工事をしました。先ず、屋根材の隙間にはシーリング剤をいつもの様に充填しましたが問題なく充填作業は終わりました。煙突と屋根材との隙間に耐火モルタルを流し込む作業は、先日、ステンレスの薄い板で作られたものをはめ込んでいましたので、隙間から耐火モルタルが落ちる心配はない為、耐火モルタルをしっかりと煙突の周囲に盛りました。多分、これで雨水は漏らないと思いますが、耐火モルタルは雨に弱いため、後日、上からアサヒキャスターを盛る積りです。

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 屋根材の繋ぎ目の所などにシーリング剤を流し込みました


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 屋根の東面は傾斜が緩やかであるため隙間を丁寧に埋めました


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 西側の屋根は急勾配であるため、雨水が漏る可能性は少ないと思いますが、隙間にしっかりとシーリング剤を注入しておきました。


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 煙突と屋根材の隙間は2a余り有ります。ステンレスの薄い板で隙間を埋めていますが、小さな隙間があちこちに有ります


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 ステンレスの板の上から耐火モルタルを盛りました、取り敢えずこれで漏れは殆んど無くなると思いますが、耐火モルタルは雨に弱いため、後日、キャスターを上に盛ります




鉄板(トレー)の加工を

 昨日のブログで、石窯の温度低下を防ぐため、石窯内に熾き火を入れることを書きましたが、実際には熾き火の上に鉄板を置いてその上に生地や食パン缶を載せることにしています。鉄板は単なる板の場合は熱で変形する可能性が有りますので、石窯内では周囲に枠のついたトレーを使っています。このトレーは幅が30a長さが60aですが、枠が斜めに傾斜しているため、平面の部分は幅が24a長さが54aしか有りません。バゲットの場合は長さが30a弱有りますので、綺麗に鉄板の上に載りません。そこで、鉄板の中にアサヒキャスターを流し込んで面を平面にすることにしました。ただ、キャスターの厚みが3aしか有りませんのですぐに割れる可能性もあります。使ってみてどうなるかは分かりませんが取り敢えず試してみるため、午後は、トレーにアサヒキャスターを流す作業をしました。

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 最初の頃は石窯内で2段にしてパンを焼いていた為、トレーが2枚あります。そのうちの1枚をにキャスターを流し込むため、サビだらけであったトレーをグラインダーを使ってサビ落しをしました


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 アサヒキャスターを半分流し込んだ時点で、割れを防止するため、金網を載せてキュアスターの間に挟み込むことにしました


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 金網の上から更にアサヒキャスターを塗り重ねて金網をきれいにサンドイッチしました。キャスターをトレーの深さより更に盛り上げた為、キャスターの幅は31.5aとなりました。そのため、重さは結構重たくなりました。
posted by モグじー at 18:56| 徳島 ☁| Comment(0) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

やっと光が

今日も3窯目でダウン

 今朝は5時から石窯で薪を焚く予定でしたが、目が4時前に醒めた為、予定を1時間早めて4時から石窯で薪を焚き始めました。最初に石窯で薪を焚くときは煙突の途中に在るダンパーで排気ガスの煙突への流入量を調整しています。このダンパー、今回の再生工事で取り付けましたが結構役に立っています。薪が良く燃えるまではダンパーを全開にし、勢いよく燃え始めたら、少しダンパーを閉じて一気に高温の燃焼ガスが煙突から逃げないようにしています。ダンパーを全開にすると石窯内で薪が良く燃えるため、すぐに火力が大きくなり窯を早く暖めることができます。
 今日は4時から7時まで薪をしっかり焚いた後、1時間程熾火だけにして加熱を続けました。8時に熾きを全て取り出し、窯口上の温度を測ったところ400度ありました。それから、窯口に蓋をしたまま石窯の温度が下がるのを待ちました。バゲットを入れられるのは焼き床の温度が250度です、窯口の上の温度は焼き床より30度高いので窯口の上の温度が280度になればバゲットを入れることが可能です。今日は400度から280度まで下がるのに2時間20分も掛かりました。それからバゲット生地を入れ蒸気を掛けましたが、30分かけてバゲットを焼き上げた時点で30度も温度低下が有り、次のバゲットを35分かけて焼き上げると更に温度が20度も下がり、230度となりました。3窯目のリュスティックは無理かなと思いましたが、窯に入れたところ30分かかって焼き上がりましたが、温度は220度まで落ちていて4窯目のリュスティックを続けて焼くのは諦めました。今回も仕方なく30分だけ石窯の中で薪を追い炊きして温度を上げて4窯目を入れました。矢張り、バゲットやリュスティック等ハード系のパンを水蒸気を入れて焼くときは、熱量の消費が激しい感じがします。

 今日まで、色々なことを試してきましたが、モグジーの石窯でハード系のパンを焼くのは3窯が限度で、後は低い温度でも焼ける食パン等を焼くしか有りません。しかも、食パンも2窯程度しか焼けませんので、5窯が限度と言う感じです。1日で10窯も焼こうとしたら、焼き床の開口部を再度開通させ、下の加熱炉で薪を焚くしか有りません。3ヶ月もかけて改修したのに期待したほどの効果もなくかなり落ち込んでしまいました



新しい発見が

 4窯目と5窯目でリュスティックを焼いた後、温度が又下がってきましたので、続けて4窯分の食パンを焼き続けるのはとても無理な感じです。再度石窯の中で薪を焚くか思案していたところ、ふと、薪ではなく熾きを使う案を思いつきました。熾きであれば煙が出ないので石窯の中で燃焼させながらパンを焼くことができます。とすれば、石窯内のどこで熾きを燃やせばよいのか色々考えました。…そして名案が浮かんできました。焼き床に耐火レンガを縦に4列並べていますが、中央の2列の耐火レンガを外して溝を作り、その溝の中で熾きを燃やす案です。2列の溝の上に鉄格子を設置し、その上に鉄板を置き、その鉄板の上に食パン缶を並べる案です。早速、その方式で食パンを焼いたところ、3時間掛けて綺麗に4窯分の食パンを焼くことができました。以前の窯の場合は最後に4窯の食パンを焼くときは、3時間の間ずっと下の加熱炉で薪を焚き続けなければなりませんでした。この加熱炉で焚く薪の量は最初に石窯を暖める時に使う薪の量と同じぐらい要るのです。しかし、石窯改修で断熱効果が上った為、熾きを少し燃焼させるだけで、食パンが焼けたのです。しかも、食パンを焼くときに使った熾きは、今日最初に石窯を暖める時の燃やして出来た熾きを消し炭にした物の一部を使うだけですので、非常に効率的です。この方式で石窯の温度低下をカバーできることが分かった時、かなり元気が出て来ました。焼き床に開口部を再度作る必要もなくなりました。熾きの小さな火力だけでパンが焼けると言うことは、結果的には大きな意味を持つことになりました。後は、細かな調整を重ねて行けば、これまでよりはもっと効率的にパンが焼けそうです。



7ヶ所に送付

 今回は綺麗にパンが出来ていなくても、何人かの人にパンを送ることにしていました。パンは夕方の5時までなら島の中の郵便局で発送できますが、5時を過ぎると橋を渡って、本局まで行かなくてはなりません。島の中で発送する方が断然便利ですので、色々とトラブルが有って計画より大幅に時間が掛かってしまいましたが、何とか荷物を7個ほど作って午後4時半に何とか郵便局まで持って行くことが出来ました。今日のパンもまだまだ満足できるものではありませんが、これからは、少しずつ、品質を上げて行けそうです。ただ、あまりにバタバタしていた為写真は1枚も撮れませんでした。
posted by モグじー at 22:56| 徳島 ☁| Comment(0) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月02日

綺麗になりました

細々とした細工を!

 昨日、屋根の拡張と囲い設置の工事がほぼ終わりましたので、今日は先ず道具や材料の切れ端やゴミの片付けをした後、残っていた細々とした細工をしました。先ず最初にしたのが、拡張した屋根の棟金物の取り付けです。いつもは自分で棟金物を作るのですが、長さも30a程度しか無いため、過去に使った水切りの切れ端を使って何とか格好を付けました。

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 拡張した屋根の棟は屋根材が直角に交わっています。本格的な棟金物を作る元気がないので簡単に済ますことにしました


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 使ったのは水切りの一部です。この水切りでも隙間をコーキング剤で埋めれば何とか格好がつくのではないかと思います

  
 次に、石窯の後ろ側に在る、煙突のダンパーを操作するために波板に穴を空けました。今回の石窯改修で新たに設けたダンパーですが、試し焚きをしたところ、結構役立っている感じですので、囲いを作った後もダンパーを操作できるよう、開口部を作りました。

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 後ろ側の波板に幅15a、高さ3aの開口部を作り、その穴から指を突っ込んでダンパーの鉄板を出し入れするつもりです


 屋根と煙突の取り合いは、先日ホームセンターでステンレスで作った円形の金物を見つけましたので、取り敢えずその金物を取り付けてみました。煙突のすぐ横に煙突を支えるための支柱が2本立っているため、金物を取り付けるのに苦労しましたが、最終的は取り付けが何とかできましたので、取り敢えずは、これでライトキャスターが届くまでしのぐことにします

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 ステンレスの円盤で何とか格好がつきました。しかし、あくまでも応急的な処理であって、後日きちんとした施工をしようと思います。


 その他もろもろ

 また、水路側の囲いには、以前取り付けていた、ホースを掛ける円盤を取り付けました。ホースを収納するときに、これが有れば非常に便利です。

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 この様にホースを大きく巻いて収納しておけば必要な時にすぐホースを取り出せます。


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 過去の石窯で設けていた加熱炉は、当分使うつもりが有りませんので、綺麗に掃除して石窯で薪を焚くときに使う道具類を収納することにしました。


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 前の石窯では窯の左側に燻製炉を置いていましたが、幅が30aほど広がったため、燻製炉が置けなくなりました。狭くなったスペースはパン焼き道具や古材などを入れています
posted by モグじー at 19:54| 徳島 ☀| Comment(2) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

石窯工事もほぼ終了

先ずは、波板貼りを

 今日は風が強いものの雨の心配は全くありませんので、テニスの練習が終わりログに戻ると早速、石窯に囲いを設置する作業をしました。昨日までに、石窯の東側と西側の囲いを設置し、南側は波板のカットを終えていますので、今日は南側に波板を貼り付ければ囲いが出来上がります。今回、石窯の周囲に設けた桟に波板を固定する際、桟が太くてしっかりしている場合は、傘釘で固定し、桟が細くて釘の打ち込みが難しいところは釘の代わりに木ねじを傘にさしこんでドライバーでねじ込んで固定しました。南側の波板固定が終わると、西側と南側の波板の下端部を一直線にカットしました。下端部が凸凹しているよりは一直線の方がスッキリします。

 波板の固定作業が終わると、以前、東側のコンパネに取り付けていた水道水の水栓と雨水の水栓を、今回の囲い設置作業を進めるにあたって取り外していましたが、囲いが完成しましたので、二つの水栓を元の様に取り付けました。

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 東側から見た屋根と囲いです、取り外していた水栓も元の状態に戻しました


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 西側から見た囲いです、こちらから見ると波板が透明でレンガが見えるのが良く分かります


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 南西の方から見た囲いです、波板の下端部も一直線になるようにカットしました



残るは煙突の部分です

 今日で、屋根と囲いはほぼ完成しましたが、今後の作業として残っているのは屋根と煙突の取り合い部分の細工です。屋根と煙突は密着させず幅2aの隙間を作っています。このままであれば当然隙間から雨水は入りますので隙間を埋めなければなりません。今の考えでは隙間は断熱材のライトキャスターで埋めようと思っています。ただ、ライトキャスタできちんと埋まるかどうかは実際に作業をしてみないと分かりません。いずれにしろ何とかなると思いますので、取り敢えず、石窯の再生工事は3ヶ月かかってやっと終了しました。後は時間を掛けて窯になれることだと思います。
posted by モグじー at 00:16| 徳島 ☁| Comment(0) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月30日

完成目前で日没

先ずは屋根を完成させよう

 石窯の屋根工事は、当初は簡単な方法でやろうと思って屋根材のコロニアルを購入しましたが、実際に、屋根材を置いてみたところ、余りに貧弱でしたので、最初に屋根を作った時と同じ工法で屋根を拡張することにしました。この工法で工事をすると屋根材が大幅に不足するため取り敢えず先ず下地の工事をし、屋根材は有る分だけを張りました。昨日、買い物に出掛け足らなかった屋根材を購入しましたので、今日の作業は、先ず屋根材を張る作業から始めました。下地の手直しヶ所がいくつかありましたが、午前中に屋根の拡張工事は無事終了しました。

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 取り敢えずコロニアルを張り終えた石窯の屋根です。まだ、煙突の取り合い部分や既設部分と延長部分の境目にコーキングを流したりする作業が残っていますが、大きな工事は終わりました



囲いに波板を貼りました

 囲いに波板を貼る作業は昼食後から始めました。波板を止める桟がまだ未完成でしたので先に桟を仕上げ、水道の水栓を取り付ける部分には補強のためコンパネを取り付けておきました。波板は長さ180a幅60aのポリカーポネイト製の物を10枚購入しておきました。まずは一番簡単な西側の囲いに波板を貼る作業をしましたが、波板のカットは半分にするだけですので簡単に済みました。次に東側の囲いに波板を貼る作業に移りました。東側は基本的にはそのままの状態で波板を3枚張るだけですので、簡単に終了しました。最後は南側の囲いに波板を貼りますが、この面は形も複雑で有るため、非常に手間取りました。何とか、今日中に波板貼りを終えたかったのですが、今日はどんより曇っていた為、暗くなるのが早く、結局は波板の加工が終わった段階で真っ暗となりましたので、南側の波板貼りの作業は明日に延期となりました。

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 東側の囲いの下部に水道水と雨水用の蛇口を漬けるため、下の方にはコンパネを貼りました。


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 余りに暗くなるのが早かったため、東側の囲いだけは何とかフラッシュを使って写真を撮れましたが、西側の囲いは綺麗に撮影できませんでした
posted by モグじー at 21:08| 徳島 ☁| Comment(0) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

工事は順調に

好天に恵まれ

 昨日と違って今日は良く晴れて絶好の作業日和となり、いつもと変わらない服装で作業をしていたところ、暑くて汗がたっぷり出るほどでした。勿論作業もドンドン進み、後1日あれば屋根と囲いが完成しそうです。屋根の方は下地まで出来ましたが、屋根材のコロニアルを正常は方法で張った為、コロニアルが足りなくなり、後日、ホームセンターでコロニアルを購入してから仕上げます。

 囲いの方は、角材等を使って、ポリカの波板を打ち付ける木枠を作りましたが、今日1日で木枠が完成しました。木枠に打ち付けるポリカーポネイトの波板はすでに購入していますので、寸法通りにカットして傘釘で止めれば、石窯の囲いが完成します。最後に残っている作業は、煙突まわりの雨対策です。煙突は高温になるため屋根に煙突の太さより半径で2a余り大きい穴を空けています。この部分の雨仕舞をどうすれば良いのか、色々とネットで調べていますが、ネットに載っているのはストーブの煙突が殆どで、お金を掛けた工法となっています。石窯の場合、少しぐらい雨が漏っても構いませんので、もっと簡単で安上がりな方法にしようと思っています。屋根と囲いが完成したら、又、温度チェックが待っています、何とか暮れまでにはきちんと焼けるようになりたいのですが…

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 昨日はコロニアルに煙突の穴を空ける作業が入りましたので、半分のコロニアルは置いたままでした。今日残りのコロニアルを釘できちんと留めました


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 水路側の波板を固定する木枠です、結構きれいに出来ました。水路側は風が強く当たるので下まで波板を張ります


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 石窯の後ろ側と西側は断熱レンガの所だけ波板を張りますので、ブロックの部分は外から見えます


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 石窯の西側も断熱レンガの部分にしかポリカの波板を張りません


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 今日作業が終わった時点での石窯の様子です、本当はレンガが見える方がきれいなのですが
posted by モグじー at 18:23| 徳島 ☀| Comment(4) | 石釜・燻製炉作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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